当サロンに来られるお客様の多くは肩こりや腰痛の悩みをお持ちです。その次に多く見られるのが眼精疲労。普段どのような姿勢で過ごされることが多いのか伺うと、大抵パソコンを主とした事務作業、営業などの自動車による外回り、立ち仕事で立ちっぱなしと続きます。そのうちほぼ100%と言っていいくらいの方が猫背になっています。驚くのは猫背が原因で不調を招いていることに、当の本人が気づいていないということです。
体幹の筋肉
猫背に限らず、どのような姿勢でも長時間同じ体勢を続けていると、姿勢を維持するための深層にある筋肉は緊張を強いられます。すると姿勢を維持する筋肉はその状態で拘縮してかたまってしまいます。人の身体は本来動くようにできていますから、長時間同じ体勢で身体が硬くなってしまうと、それに伴って様々な不調が引き起こされます。
姿勢を維持する代表的な骨に背骨と骨盤があります。背骨は大きく分けて首の骨の頸椎、背中の骨の胸椎、腰の骨の腰椎の3つに分類されます。頸椎は7個、胸椎は12個、腰椎5個が積木のように積み重なっていますが、それを支えるために深層の筋肉や靭帯が存在します。先ほどお話した姿勢を維持する深層の筋肉を「インナーマッスル」や「体幹の筋肉」と呼んだりしますが、その体幹の筋肉が硬くなることで、背骨本来の動きが制限されてしまいます。スポーツをする方では、そのスポーツのパフォーマンスがおちますし、そうでない方も体幹の筋肉が硬くなると、日常生活の様々なシーンで動きの制限を受けて、酷い時にはぎっくり腰や寝違いといったケガにつながったりします。
確認してみましょう
ご自身の体幹の筋肉、インナーマッスルが硬くなっているかどうかをチェックする簡単な方法があります。簡単なチェック方法ですのでぜひ試してみてください。
① 畳やフローリングの床、硬めの布団の上などで仰向けで寝転がります。
② 寝転がった時の肩の位置、腰の位置に注目して下さい。
チェック1:肩が床面につかず浮いていませんか?
チェック2:腰と床の間に隙間ができていませんか?
皆さんどうでしたか?床面にしっかりと肩や腰がついたでしょうか?人は立っているときはインナーマッスルが働いて、身体を横から眺めたときに背骨は緩やかなS字をかくのが理想です。ただし、これはあくまで起きているときです。寝ているときは、全身の緊張が解けリラックスしているのが理想です。床の上で仰向けで寝ると、背骨の上にはご自身の脂肪や内臓などが覆いかぶさる状態になります。背骨周囲のインナーマッスルや体幹の筋肉の緊張が解けていれば、背骨はご自身の体重に押されるかたちになり、肩や腰の骨が伸ばされ手背中全体で床面を感じることができます。ところが、日常的に筋肉が緊張を強いられると横になってもリラックスできずに緊張状態が続きます。仰向けに寝た時でも緊張が抜けずに上からかかる自分の体重に反発するように、肩や腰が床面から離れて隙間ができてしまうのです。
仰向けで寝るのが苦手な方はご用心
背骨周囲の筋肉が普段から猫背の状態で硬くなっている方は、仰向けで寝たときに特に肩が浮いてしまいます。首から背中にかけてC字の状態にで硬くなっているため、仰向けに寝るとまるで背中がシー層のようになります。すると、背中の山の一番高い所でしか床面と接することができないため、体重をその一点で支えなければなりません。本来仰向けになった時の体重は、背中全体で受け止めて分圧できるのが理想です。1点に集中して負荷が掛かると、負荷が掛かったところを中心に血行が悪くなり、さらに身体を硬くしてしまうだけでなく痛みを発生させたりします。
仰向けに寝たときに肩や腰が浮いていたり、そもそも仰向けで寝るのが苦手な方は、姿勢がゆがんで猫背になっているかもしれません。香芝市近郊、広陵町、大和高田、上牧町、王寺町、だけでなく、葛城市や橿原市、生駒市、奈良市や大阪からもご来店いただいている奈良県香芝市のリラクゼーション整体 宮(みや)では、延べ45,000人以上が受けた整体、マッサージで疲労や身体の不調をケアします。多くの患者様を診た経験で培った一人ひとりに合わせたオーダーメイド施術を行います。手技マッサージを中心とした即効性の高い整体を体感してください。姿勢整体と熟練のマッサージで猫背や骨盤のゆがみ、姿勢のゆがみをケアして肩こりや腰痛とおさらばしませんか?
それでは今日はこの辺で♪