猫背でいるだけで、実年齢より老けて見られたり、なんだか元気がなさそうに見えますよね。では正しい姿勢とはどんな姿勢でしょうか?以前ブログにも書きましたが、良い姿勢とは見た目の美しさだけでなく次の4つが満たされた状態が理想的です。
① 力学的に安定している事
② 生理学的に安定している事
③ 心理的に安定している事
④ 美的に美しい事
詳しくは以前ブログでお話した通りです。骨格の位置関係において正しい姿勢の指標とされるのが横から見たときの、耳の穴、肩の関節(肩峰)、股関節、膝のお皿の前を一本の直線が通るように並んで立っている状態です。お友達やご家族の誰かに手伝っていただいて、一度普段通り立った状態を携帯やスマホなどで撮影してみてください。客観的にご自身の姿勢を観察すると、普段ご自身がきれいに立っていると思われてる方でも、普段気づけなかったゆがみに気づけたりします。
背中を丸めず安定して立つには・・・
写真を撮ってみてどうでしたか?姿勢のゆがみは出ていませんでしたか?もし、猫背が気になった方がいらしたら、次の方法でもう一度写真を撮ってみてください。その方法とは、ずばり膝立ちです!膝を曲げて膝を床に着けて立ちます。立ちましたか?それでは写真を撮ってみてください。
どうでしょうか?おそらく普通に立った時に比べて、しっかりと背筋を伸ばして立つことができたのではないでしょうか?膝で立つことで、骨盤が安定します。安定した骨盤の上で背骨も安定し、背中に力を入れなくても自然に背筋が伸びるのです。脚の裏で立つと、地面から骨盤までの距離が延びるだけでなく、足首、膝、股関節とそれを補助する筋肉で骨盤を支えることになります。下肢の筋肉がバランスよく力まずに、関節の位置も安定することができるとおのずと骨盤は安定するのです。ところが、多くの方は太ももなどの脚周りの筋肉が硬くなったり、筋力不足などで前後のバランスを崩しています。また、硬くなった筋肉や普段の使い方によっては関節を痛めていることもあり、それがそのまま影響して骨盤が安定しません。土台がゆがんでいるのでその上に伸びる背骨もその歪みの影響を受けているわけです。
後ろ太ももが硬くなっていませんか?
もう一度膝立ちしてみてください。そこでわとすねに体重を乗せてみてください。するとどうでしょう。さっきまで力が入っていなかった太もも前方に力が入り、状態も後ろにのけぞってしまいます。骨盤を安定させようと、余分な力が加わって筋肉が張ってくるのです。私の経験上、猫背姿勢の方はたいてい太ももの後ろ側が硬く張っています。後ろ太ももが硬く張っているため、骨盤も後ろに引っ張られて傾いています。そのままでは背中ごと後ろに倒れてしまいますから、それを補うように背中を丸めてしまうのです。長時間猫背の姿勢がつつくと、背骨を支えているインナーマッスルが硬く凝り固まってしまい、背骨そのものにゆがみが生じてしまいます。
立ち方一つ変えるだけでも、骨盤の安定性を上げることができるのですが、それはまた次回お話したいと思います。
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それでは今日はこの辺で。。。