こんにちは!リラクゼーション整体宮の宮下です。
前回、変形性膝関節症についてお話をさせていただきました。変形性膝関節症、OAと呼ばれるこの症状を引き起こす要因の一つに、『O脚』があります。姿勢を観察するときに、その骨格の位置関係やその角度のことをアライメントと言ったりします。このアライメントの崩れは姿勢のゆがみとなります。今日は特に脚のアライメント異常、O脚についてお話します。
O脚とは?
よく耳にするO脚とはそもそもどういう状態かというと、まっすぐに両脚を揃えて立とうとするとき、両脚の間がアルファベットのOの字のように開く状態をいいます。Oの字と言っても文字の通り〇くなるのではなく、◇に近い状態です。特に女性はその見た目の悪さからも気にされる方も多いように思いますが、見た目の悪さ以上に、膝関節の変形の原因となったり、それがもとでOAを引き起こす原因となったりします。さらに、脚のゆがみは姿勢全体のゆがみとなって肩こりや腰痛の原因となることもあります。
あなたはO脚?簡単セルフチェック
早速ですが、ご自身がO脚になっているか簡単にできるセルフチェックをご紹介しますので、是非確認してみてください。
① つま先を揃えて直立します
② 力を抜いてリラックスして自然に立ちましょう。特に膝に力を入れないように自然に立ってください。
③ 両膝の間に空間ができていないかチェックします。
さてどうでしょう?ちゃんと両膝がくっついていますか?空間ができてしまっているという方は、その空間がどれくらい開いているかでその重症度が確認できます。
a.指1本分・・・軽度
b.指2本分・・・中程度
c.指3本分・・・重度
空間ができていたというあなた。いかがでしょうか?この方法は、医学的な定義とは異なりますが、簡単にO脚の程度を確認できるのでおすすめです。
この検査は、無意識で足に力を入れてしまって、一見すると隙間ができないこともあります。無意識ですから、ご本人も力が入っていることに気づかなかったりします。そこで膝の空間以外にも次のことを確認してみましょう。
・靴の底・・・何時も外側が減っている。
・足の指・・・小指側にタコやウオノメができやすい。
・立ち姿勢から踵を付けたまましゃがむ・・・倒れてしまう。
・うつ伏せに寝た状態で片方の足を延ばしたまま上げる・・・おなか(骨盤)が一緒に浮く。
上記の内容に1つでも当てはまった方は、隠れO脚もしくはO脚予備軍の可能性大です。上記4つのテストはそれぞれO脚の原因となっている筋肉の状態に違いがあります。靴の底や足の指のタコやウオノメは内転筋という太もも内側の筋力の低下、踵を付けてしゃがめない方は足首の筋肉や関節の柔軟性の低下、うつ伏せで脚を上げたときにおなかが浮く方は腸腰筋という背骨と太ももをつなぐ筋肉の筋力低下が考えられます。
O脚の原因は様々ですが、骨自体の変形が伴っている場合は別として、関節のつながりや筋肉のバランスが崩れることで起こっている場合は、地道なトレーニングとケアでの改善が見込めます。変形性膝関節症の原因ともなるO脚。簡単セルフチェックで是非一度確認してみてくださいね。
因みに・・・
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それでは今日はこの辺で♪