こんにちは！リラクゼーション整体宮の宮下です。
突然ですが、質問です。3日前の晩御飯は何を食べましたか？さて、すぐに思い出せましたでしょうか？
台所に何かを取りに来たのに何を取りに来たのか忘れてしまって、もう一度手前から行動をなぞるように繰り返してみる。はたまた買い物に出かけたのに、本来の目的のものを買い忘れていることに帰宅してから気が付いて、また買い物に向かう。なんだか記憶力に自信がなくなりますよね。でもよくよく思い返してみると、私個人に限っては、昔も今も変わらずおっちょこちょいで忘れっぽかったりします。なんだか年を重ねるにしたがって、記憶力が低下しているような気が…と思っている方も大勢いるように思いますが、記憶力の低下は本当に歳のせいなのでしょうか？今日は記憶力についてのお話です。
歳をとると記憶力は低下するのか？
結論から先に申し上げます。歳を取っても記憶力は低下しません。えーー！？忘れっぽくなってるけどなぁ。と思ったあなた！それは自己暗示というものです。一般に歳をとると脳細胞が死滅してしまうことで記憶力が低下すると思われているようです。ところがとある大学の研究で“活発に働く脳細胞では、加齢に伴う細胞の損失は全くなかった」ということが立証されているそうです。そうです。物忘れは加齢によるものではないのです。人の脳はこれまで考えられていた以上に、一生を通して毎日膨大な量の情報を取り込んで記憶することができるということが分かってきました。ポイントはここ！“活発に働く正常な脳”です。要するに年をとっても使っていれば脳細胞は衰えず記憶力が保持できるということです。
大人の方が記憶力は洗練される！
記憶力を養う神経回路が形成されるのは、およそ10歳までとされています。子供の間に沢山の経験を積むことで刺激を受けてることで脳、特に記憶をつかさどる前頭葉の神経回路が発達し、記憶力が高くなります。やはり若いうちでないと記憶力をUPさせるのは難しいのか…。ちょっと待ってください！そうはなりませんから！記憶力というのは単純に数字や言葉を記憶するというだけでなく、言語力や理解力などを含めた総合的な能力なのです。子供のころに頑張った記憶学習。数字や単語を覚える単純記憶ともいいますが、先ほどお話した10歳までの記憶力というのはいわば、この単純記憶の力です。でも実生活における記憶力というのは、単純記憶だけではなく、学習して知識を増やし経験や理解する力を積み重ねることで、記憶力をより強く補強していくことができるのです。ですから、理解力や経験が豊かな大人の方が総合的な記憶力は高くて然りということになります。
なぜ歳を取ると記憶力が低下するのか？
こちらも答えから先に申し上げます。ズバリ思い込みです。歳を重ねると、若いころ同様できなかったことに対して、言い訳ができるようになります。恐ろしい黒魔術的呪いの言葉「歳だから…」。例えば、思うように身体が動かないことも、体力が落ちていることも、記憶力が低下することも、すべてこの言葉で片が付くのです。「歳だから…」。そうするとですね、まだまだできる能力があるのに、自ら暗示をかけてできることもできなくなります。暗示というのは恐ろしいもので、脳は「歳をとると物覚えが悪くなる」という暗示を事実として認識し、必然的に記憶力が低下していくのです。要するに記憶する事に対する苦手意識をまず捨てる！このことが記憶力を高める第一歩ということになります。
歳はほっておいてもとります。「気持ちだけは若いんだけど…」という言葉もよく耳にします。まだまだですよ！歳のせいにして逃げないで！苦手意識を捨てて脳を活発に使い続ければ、若いころより記憶力を高めることだって可能ですから！
因みに・・・
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それでは今日はこの辺で♪
