あなたは日中勤務ですか？

それとも夜勤勤務ですか？

　一般的に日中勤務であれば夜になると眠たくなりますよね。僕も日中勤務で仕事をしています。ですから、夜に12時にもなると結構な眠気に襲われます。夕方、日が落ちて暗くなり、夜を迎えるのに合わせて人の身体は眠る準備を始める為、様々な生理的変化を起こします。この働きの一つ一つが上手く行くとしっかり熟睡する事ができます。逆にここが上手くいかないと良い眠りになりません。
睡眠の質に大きく影響すわけです。では、その生理的作用の一つ体温の変化についてお話しします。

体温下りて睡魔来る⁉︎

　人の体温は個人差があります。およそ35℃から37℃を維持していますが、体温は始終一定というわけではなく、1日24時間で変動してます。体温は日中の活動時に上昇し、脳の覚醒レベルと身体は活発になり、夕方6時頃にピークを迎えます。そして夕方6時を過ぎると徐々に体温は下降します。その後、就寝を迎えて明け方4時頃に一番低くなり、明け方4時頃を起点に再度上昇し始めます。
注目すべきは就寝間際に、体温が急激に下がる事です。その差約1℃。実は人の身体は体温が急激に下がる事で眠くなるようにできています。脳はそのことを十分に分かっていて、睡眠時に体温を下げるように身体に働きかけます。眠気を及ぼす段階では皮膚などの体表温度が高くなり、そして眠りにつくと、エネルギーの浪費を抑えつつ、脳に休息を与えて深い眠りにつくために体温は低下し始めるというわけです。
では脳はどのような指令を出して、体温を急激に下げるのでしょうか。

体温調整の仕組み

　人の身体は血液が循環する事で、体温調整をしています。心臓、すなわち身体の深部で暖められた血液は、心臓のポンプ作用によって全身に張り巡らされた血管の中を循環します。手先や足先といった末梢部に至り折り返してまた心臓に戻るのですが、手や足といった末梢部は体表で外気の影響を受けやすく、深部で温められた血液は末梢部で冷やされる事になります。その結果、冷やされた血液が深部を冷やす事になり、全身の体温を下げる事になるのです。体表、特に手足では熱を放熱することで効率よく血液を冷やすのですが、冷え性などで手足が冷えていると放熱がじゅうぶんいできず、深部体温の調整がうまくいかないと入眠し辛くなります。

　眠たいなぁ〜と思った時に、手足が温かくなっているのを感じる事があるのですが、これは眠りにつくために身体が体温を下げようとしていたんですね。体温を上手く急激に下げる事ができれば入眠が上手く出来るようになるって事ですね。睡眠の質を高めるのに応用ができそうです。

　ところでこれって日中勤務の人の話ですよね？夜勤勤務の人はどうなんですか？と聞こえてきそうです。結論から言うと夜勤勤務、いわゆる夜型の人は
上昇と下降のピークが6時間程うしろに下がります。これは「体内時計」の働きの影響で身体に時差が生じているからなんです。次回は深部体温についてもう少しだけで掘り下げてお話しします。

　猫背や骨盤のゆがみも熟睡を妨げる要因になります。奈良県香芝市のリラクゼーション整体 宮（みや）は香芝市近郊、広陵町、大和高田、上牧町、王寺町、だけでなく、葛城市や橿原市、生駒市、奈良市や大阪からもご来店いただいております。リラクゼーション整体 宮では、延べ45,000人以上が受けた整体、マッサージで疲労や身体の不調を改善ケアします。多くの患者様を診た経験で培った
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