こんにちは!
リラクゼーション整体宮の宮下です。
2月に入りようやく冬らしい寒さとなりましたね。新型コロナウィルスのニュースが世間をにぎわせていますが、慌てずにまめな手洗いうがい、人込みを避けるなど、日々できる予防に努めましょう。
急な気温の変化が起こると、それに身体がついていけずにぎっくり腰などの急な腰痛に悩まされてご来店される方がいらっしゃいます。症状がひどい方などは、お連れ様に連れられて歩くのもやっとの思いでご来店されることもあります。今日はぎっくり腰について、お話ししようと思います。
そもそもぎっくり腰ってどういう状態!?
びっくりしますよね、ほんの数分前まで普通に身体がつかえていたのに、『ギクッ!!』ときて痛みで動けなくなってしまうぎっくり腰。動こうとするともはや力が入らず、ひどいと歩くことはおろか立つことすら出来なくなります。
ぎっくり腰というのは言ってしまえば急性の腰痛の総称のようなもので、傷病ではありません。例えば、風邪なんかもそうです。風邪というのはウィルスなどが原因で免疫が低下して起こる発熱や急性の気管支炎など様々な症状の総称です。ぎっくり腰もあくまで急性腰痛の総称ですから、原因や症状は様々です。
ぎっくり腰でよくあるシチュエーションが、重たいものを持ち上げた際、急に“ギクッ”ときて動けなるというパターンです。普段からの運動不足や仕事で疲労をため込んだ筋肉に過度の負担をかけた際に急に起こることが多いようです。長年の経験上、普段から腰を日常的に使う仕事に従事されている方や、ご自身で不調を感じやすい方は、日頃から生活習慣やケアに気を配る方が多いのに対し、自身の不調を感じにくい方は、症状が起こってからの来店となることが多いように思います。予兆や普段の調子を伺うと大抵は「普段は何ともない」という答えが返ってきます。
一般的なぎっくり腰は筋肉や筋膜に炎症が起きているケースがほとんどです。筋肉や筋膜の炎症によるぎっくり腰の場合は1~2週間もすれば痛みがなくなります。ですから、1週間安静にしても痛みに全く変化がない場合は整形外科などで診察してもらう方が賢明です。まれに椎間板ヘルニアを引き起こし、しびれなどの神経症状を起こすケース、圧迫骨折を併発しているケースもあります。
因みに腰のヘルニアは、骨ではなく椎間板が強い圧力を受けて椎間板の中にある髄核と呼ばれるゼリー状のものが外に飛び出している状態を指します。ですから、厳密にヘルニアになっているか判断するには軟部組織の撮影が可能なMRIが必要となります。とはいえMRI撮影を行うとなると大変ですので、問診や簡単な神経テストなどが陽性で、レントゲン撮影で骨と骨との間隔が狭くなっていたりなどの判断でヘルニアと診断されることもあるようです(←結構聞きます)。レントゲン撮影では筋肉や靭帯・神経などの骨以外の柔らかい組織は基本的には写らないんですね。
慢性の腰痛の痛みがひどく出ていることもありますが、一般的にぎっくり腰では急性の炎症を起こしていることが多いようです。慢性の腰痛の場合は処置としてマッサージで患部を揉みほぐすと、症状が楽になることが多いように思います。しかし、判断を誤って炎症が起きているときにマッサージを受けると炎症がきつくなり悪化することもあります。リラクゼーション整体宮では急性の痛みやお怪我の際、併設の整骨院『接骨院 宮』で健康保険適応で受診頂けます。判断がつきにくい時は自己判断せずにご相談いただければ幸いです。
ギックリ腰や急性の腰痛、急性期のお怪我の治療は接骨院宮へ
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あなたがもし実際にぎっくり腰になってしまったら、冷やしますか?温めますか?
次回はぎっくり腰の対処法についてお話しようと思います。