整骨院勤務をしていたころは、疲れが溜まると同僚にマッサージをしてもらったり鍼灸治療で身体の不調をとってもらったりしていました。今は一人で仕事をしていますので、“医者の不養生”にならないように毎朝ヨガを取り入れたストレッチと週2回の筋トレでセルフケアをしています。しかし痒い所には手が届かないもので、たまに他所で治療と勉強を兼ねてマッサージなどの施術を受けたりもします。マッサージは全身の筋肉の緊張をほぐし疲労を改善してくれます。鍼は正直個人的に凄く抵抗があるんですが、やってもらうとやっぱりすごく楽になるんです。マッサージでは届かない奥の筋肉の硬くなっているところ(硬結)にしっかり作用してくれます。
鍼灸の治療は筋肉の硬結にアプローチするだけでなく、ツボを刺激する事で身身体の不調を改善してくれます。ツボは鍼を使わなくてもご自身の指で指圧するだけでも効果を得ることができるといわれています。今日は、そんな熟睡で疲労改善できるおすすめのツボをご紹介します。
不眠に効くツボ
自律神経に働きかけ、副交感神経が優位働く事でリラックス効果をもたらします。全身の血液循環をサポートし、筋肉の緊張を取ってくれる安眠効果が期待できるツボ。参考にしてみて下さい。
三陰交(さんいんこう)
ツボの効果:
手足の血行を改善してリラックス効果を高める
ツボの場所:
内くるぶし中心から指4本分膝方向に上がったところの、すねの骨の後ろ側の極。
押し方のコツ:
脚をつかむようにして骨の極に親指を当て、骨の内側に指を入れ込むようにして押します。
膈兪(かくゆ)
ツボの効果:
背中の緊張を緩めて心地よい眠りを誘います
ツボの場所:
第7胸椎と第8胸椎の間の両脇にあるツボです。背骨の中心から左右に指2本分離れたところです。左右の肩甲骨の骨の下(下角)を結んだ高さが第7胸椎の位置にあたるので、目安にしてみて下さい。
押し方のコツ:
背中にあるツボなので、自分の指では押せません。ゴルフボールなどを床に置いて、上手くツボを狙って刺激してみて下さい。パートナーが近くにいる方はパートナーにお願いしてみましょう。
足の井穴(あしのせいけつ)
ツボの効果:
身体のエネルギーを調整して、血行不良を解消します。
ツボの場所:
足の指の爪の付け根、爪の両極にあります。左右の足指の全20ケ所の総称です。
押し方のコツ:
足の裏側に手を回します。爪のキワをつまむようにして、親指から順番に押していきます。揉みほぐすようにしても効果があります。
失眠(しつみん)
ツボの効果:
不眠などの症状や足のだるさ、平衡感覚の不調に効果があると言われています。
ツボの場所:
足裏のかかとの中央部、膨らみのある部分です。
押し方のコツ:
普通に押しても皮膚などが厚く、痛みや違和感などのツボを押した時の反応が出にくいです。風呂上がりなどの皮膚の柔らかくなっている時にツボ押し用の棒などで刺激すると良いでしょう。
睡眠効果を期待したツボは自律神経に働きかけ、血行を促してくれます。熟睡するためには体温調整が重要です。上手にツボを利用して血液循環と自律神経の働きを改善し、熟睡して疲労改善の助けにして下さい。
因みに・・・
猫背や骨盤のゆがみは自律神経の働きを妨げる要因になります。奈良県香芝市のリラクゼーション整体 宮(みや)は香芝市近郊、広陵町、大和高田、上牧町、王寺町、だけでなく、葛城市や橿原市、生駒市、奈良市や大阪からもご来店いただいております。リラクゼーション整体宮では、延べ45,000人以上が受けた整体、マッサージで疲労や身体の不調をケアします。多くの患者様を診た経験で培った一人ひとりに合わせたオーダーメイド施術を行います。手技マッサージを中心とした即効性の高い整体を体感してください。
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それでは今日はこの辺で。