私が大阪の整骨院に勤務している頃からかれこれ10年以上、お付き合いいただいている先生がいます。現在、東海地方を中心にグループ整体院を展開している『ししまる骨盤整体院』代表の岩島雅博先生です。岩島先生がこの度「座骨神経痛、腰痛は自分で治せる』というタイトルで本を出版されました。その著書の中で、インナーマッスルを鍛えて姿勢をよくする簡単な運動をいくつかご紹介されています。とても簡単で、誰でもすぐに取り入れることのできるやさしい体操やストレッチですので、当ブログの中でもいくつかご紹介させて頂こうと思います。
片足ブラブラ(足の振り子運動)
腰の骨を腰椎と言いますが、その腰椎にゆがみがあると、神経が圧迫されて足のしびれや鈍い痛みを生じることがあります。腰椎を支えているインナーマッスルが弱っていることで腰椎にゆがみを生じさせるのです。この片足ブラブラの運動は骨盤から大腿骨を動かす振り子運動をすることで、インナーマッスルを刺激して鍛えることができます。
1 椅子やテーブルなどを支えにして立ちます。外側の足をブラブラと前後に振り子のように動かします。前に振る時は、その反動を利用して後ろに伸ばすイメージで行います。足の力を抜いて、呼吸を止めずに行います。
2 後ろにも大きく足を振ります。前に振ることより、後ろに大きく振るほうが大切です。後ろに振る時に前に倒れないように注意しましょう。股関節前面の筋肉が伸びる感覚を確かめながら行います。左右で往復30回ずつ行います。はじめは10回ずつからでもOKです。これを1セットとして1日3セット行いましょう。
胡坐(あぐら)ストレッチ
座骨神経が通っている梨状筋を伸ばすことで、坐骨神経痛を和らげるストレッチです。下半身を支える腸腰筋は股関節の動きをコントロールします。股関節が硬くなって動かないと腸腰筋も動かなくなり、ひざ痛や腰痛の原因になります。股関節を動かし、坐骨神経痛の動きを緩和しましょう。
1 座った時のひざの位置と同じ高さの椅子に座り、片方の足をもう一方の足の膝上に載せます。(片足だけ胡坐をかくような格好になります)
2 そのまま10秒かけて息を吐きながら、背中が丸くならないように注意してゆっくりと上半身を前に倒します。お尻から太ももの筋肉が伸びていくのがわかるはずです。
3 左右の足を入れ替えながら、1回10秒ぐらいかけてゆっくり伸ばしていきます。これを3セット行いましょう。腰に痛みが出る場合は、少し背中を丸めて行うといいでしょう。また、痛みがきつい場合は無理せずに中止しましょう。
とても簡単で、場所を選ばずできる運動とストレッチです。姿勢をよくするためのインナーマッスルを刺激するのにとても効果的な動きなので、ぜひ毎日の習慣にして下さい。こちらの著書は坐骨神経痛だけでなく、姿勢を改善に導くための運動やストレッチがたくさん紹介されているほか、日常生活の中で不調のでない身体づくりのための情報が満載です。セルフケアの基本書としておすすめの1冊です。
因みに・・・
リラクゼーション整体宮では姿勢改善を目的とした姿勢整体を得意としております。奈良県香芝市のリラクゼーション整体 宮(みや)は香芝市近郊、広陵町、大和高田、上牧町、王寺町、だけでなく、葛城市や橿原市、生駒市、奈良市や大阪からもご来店いただいております。リラクゼーション整体宮では、延べ45,000人以上が受けた整体、マッサージで疲労や身体の不調をケアします。多くの患者様を診た経験で培った一人ひとりに合わせたオーダーメイド施術を行います。手技マッサージを中心とした即効性の高い整体を体感してください。
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それでは今日はこの辺で♪