こんにちは!リラクゼーション整体宮の宮下です。
前回は座骨神経痛の起こる原因として、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアについてお話しました。今回は座骨神経を取り巻く筋肉の機能低下が引き起こす坐骨神経痛についてお話します。
お尻の筋肉の衰えが坐骨神経痛を招く
坐骨神経はズバリお尻から足にかけて走行する直径親指大の太い神経です。座骨神経痛は梨状筋下孔という骨盤と梨状筋で構成されるトンネルを通過して骨盤の外へ出ます。骨盤外へでた坐骨神経はお尻の筋肉を横切るよう走行し、下肢へ向かって加工しています。お尻の筋肉、具体的には双子筋、内閉鎖筋、大腿方形筋を横切る形です。さらにそれら大殿筋という大きなお尻の筋肉が覆うようについています。また、下殿神経という神経も梨状筋下孔を通って股部に達し、大殿筋を支配しています。梨状筋が過剰に緊張すると梨状筋下孔が狭くなり坐骨神経や下殿神経を絞扼して神経痛を発症します。また、坐骨神経が横切る筋肉群が坐骨神経を突き上げる形で影響を及ぼすことも考えられます。
坐骨神経に限らず、それ以外にも上殿神経も梨状筋上孔とい骨盤と梨状筋で形成される穴から出ています。上殿神経は小殿筋や中殿筋といったおしり上部の筋肉の間を通って大腿筋膜張筋という太ももの外側へと至ります。こちらも梨状筋が硬く縮むなどするとその影響を受けて絞扼されて神経痛となって現れます。
筋肉が原因の坐骨神経痛を確かめる方法
坐骨神経痛の原因がお尻の筋肉にあるのかどうか、簡単なテストで確認ができます。
① 仰向けになってねます
② 坐骨神経痛が疑わしい方の膝を曲げて、そのまま内側に倒します。
③ お尻に痛みが発生する場合は座骨神経痛が疑われます。
この時できるだけ骨盤が床から浮かないように固定して行います。できればパートナーに協力してもらいましょう。パートナーは片手を股関節に、もう片方の手で下腿をもって②の動作を行います。因みに、骨盤を固定しても痛みがでず、骨盤を固定せずに同じ動作を行ったときに痛みが出る場合は、骨盤の仙腸関節に何らかの原因が考えられます。
なぜ梨状筋が緊張するのか?
坐骨神経痛に大きく関与する梨状筋。なぜ梨状筋が硬くきんりょうしてしまうのでしょうか?上にあげた、梨状筋や深層にある外旋筋(双子筋。閉鎖筋、大腿方形筋など)は股関節を伸ばす働きのある大殿筋や太ももの後ろ側に着くハムストリングスなどと一緒に股関節を安定させています。ところが、大殿筋やハムストリングスの筋力が低下すると、梨状筋や外旋筋が過剰に頑張ることになり、結果的に坐骨神経を絞扼してしまうのです。
坐骨神経を改善するには
上記のような理由で坐骨神経痛が発症している場合、筋肉を正常な働きができるようにケアする必要があります。裏を返せばそのケアができると坐骨神経痛が改善されるともいえます。やるべきことは2つ。一つは硬くなった梨状筋を伸ばすストレッチ。もう一つは筋力低下した大殿筋などのお尻の筋肉のトレーニングです。次回はその具体的な方法についてお話し痛いと思います。
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