こんにちは!リラクゼーション整体宮の宮下です。
リニューアルした姿勢整体コースに自律神経調整のメニューを導入しました。施術の仕上げに微弱電流で自律神経の働きを整えると同時に、リラックス効果を高めるために、ご希望に合わせてヘッドマッサージ、眼精疲労ケアマッサージ、ドライフットマッサージを選んで施術します。こちらの自律神経調整施術をはじめたことで、お客様の足を拝見する機会が増えました。すると多くの方が外反母趾、あるいは外反母趾予備軍であることに気づきます。実際に、親指の外反を気にされている方もおられます。そもそもなぜ外反母趾はおこるのでしょうか?今日は外反母趾についてお話ししたいと思います。
外反母趾とは
外反母趾とはその名の通り、足の親指が外反(外側に向かって変形)する症状を指します。女性に多くみられる症状で、よく知られているのはハイヒールなどの先の細くて重心が安定しない靴を履いて過ごすと外反母趾になりやすいといわれています。サイズが合わない小さな靴やハイヒールを履くことで親指と関節をなす第一中足骨という骨に負荷がかかりが内反(内側に向く)します。さらに関節する親指が中足骨に反するように外反して変形します。ひどくなると足の人差し指や中指に親指がかかって重なり合うようになります。もちろん痛みを生じることもあり、歩行が困難になることもあります。
外反母趾は遺伝する?
外反母趾は一般的に外因とされる靴が合わない、歩き方が悪い、などのが理由と考えられています。毎日の生活習慣が、知らず知らずのうちに足へ繰り返し負担をかけて変形してしまうのです。では、外反母趾の要因は外因性のものだけかというとそうでもありません。外反母趾になる方の男女比では1:10で女性のほうが圧倒的に多いです。これは女性のほうが関節が柔らかく、筋力が弱いからと言われています。関節の柔軟性と筋力、あとは足の骨格的な構造なども原因となるわけです。これらの理由は、単に後天的な歩行の仕方や靴などの原因とは違い、親の体質的な特性を先天的に遺伝していると言えます。遺伝的な要因は改善するのは難しいかもしれませんが、外因的な要因は本人の努力で改善させることができます。外反母趾になりやすい、なりにくいはあるかもしれませんが、いずれにせよできるだけ症状を進行させないように生活習慣を見直すことが重要といえます。
外反母趾は治らない?
基本的に骨が変形してしまったものは元に戻すことができません。肥厚してしまった骨や、形状が変化してしまった関節を元に戻すには手術をして形を整えるしかありません。症状が軽く、筋力低下や歩き方が原因で生じた軽度の外反母趾については、セルフケアや正しい歩き方や靴をみにつけることで改善できることもあります。特に悪い姿勢が身について重心位置がずれることで足の指がしっかり使えていない方は、足だけでなく姿勢を改善することも重要になってきます。
外反母趾を予防する方法
よく知られている自分でできるセルフケアについては次のようなものがあります。
① 足底板(インソール)をいれて足のアーチを作る
② 自分の足に合った靴を履く。(夕方にサイズを測り、縦横のサイズの合ったものを選ぶ。ハイヒールのよう踵が高く、先が細くなっているような靴はできるだけはかない等)
③ 親指などに装着する外反母趾ようの矯正具をつける
④ タオルギャザー運動(床にタオルを広げ、足の指を使って手繰り寄せる)
基本は足に負担をかけないこと。弱った筋力を養うことです。また、正しい姿勢を身に着けて、正しい重心位置で正しく歩くことも重要です。姿勢を整えることで普段から意識をしなくても、しっかりと指先で地面をとらえて歩くことができるようになります。外反母趾はほっておいても良くなることはまずありません。進行の原因となる因子をできるだけ取り除く努力が大切です。
因みに・・・
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それでは今日はこの辺で♪