こんにちは!リラクゼーション整体宮の宮下です。
忙しさにかまけてブログの更新が全くできていませんでした。久しぶりの更新となります今日のテーマは「足底腱膜炎」です。皆さんは歩行時やランニング時に踵が痛むことはないでしょうか?原因はいろいろ考えられると思いますが、その症状、ひょっとすると足底腱膜炎かもしれません。
足底腱膜炎とは
足底腱膜炎とはいったいどういう症状でしょうか?文字通り説明しますと、足の底(裏)にある腱の膜が炎症を起こしている状態です。足底というくらいですので足の裏にある腱というのは想像ができますよね。この足底腱膜はランニングやジャンプなどの動作を繰り返し行うことで、特に踵の骨についている部分で炎症を起こしやすくなります。
足部は7つの足根骨と5つの中足骨という14個の骨で構成されています。足は体重を負って歩くために、内側、外側、横と3つのアーチを構成しています。このアーチ構造を維持するために沢山の筋肉や健が存在しているのですが、これらの筋・腱を覆うように足底腱膜が存在しています。足底腱膜は奥深くに存在する深葉と全表面を覆っている浅葉の2種類に分けられますが、一般的に足底腱膜炎という場合は足底腱膜浅葉を指します。
足底腱膜が炎症を起こす3つの原因
1.足底腱膜が緊張しすぎてしまって炎症が起きる
足は歩く、走るといった運動を行う際に発生する荷重による付加を分散させるためアーチ構造になっています。このアーチ構造を保つうえで重要な役割を果たしているのが足底腱膜です。繰り返される荷重に対してアーチを保つために足底腱膜は緊張を強いられます。特に前足部で蹴りだすといった動作でその緊張はきつく出ます。その衝撃を足底腱膜と骨を結んでいる部分=踵で繰り返し受けることで炎症が起きます。
2.足底腱膜の緊張が低下して炎症が起きる
足底腱膜は付着している踵で荷重を分散するという機能を持っています。ところが足底腱膜の緊張が低下してしまうと、荷重にこたえる力が分散機能が対応しきれず痛みが生じることがあります。
3.踵の柔軟性が低下する
踵には荷重を分散する構造として、脂肪体というのが存在しています。この脂肪体が緩衝材の役割を果たしてくれているおかげで、地面から受ける衝撃を吸収してくれています。ところが加齢に伴ってこの脂肪体の柔軟性が低下してしてしまいます。また若い方の中にはこの脂肪体が薄くなって足底腱膜炎になることが知られています。
様々な原因が考えられますが、その対処法も原因によって異なります。
1.緊張が強すぎて痛むとき
足底腱膜にかかる牽引力を減少させる必要があります。緊張しているのだから緩めればいいわけです。足底腱膜それ自体の柔軟性を高めるストレッチとしては、
① 床に座って膝を立てた、いわゆる三角座りをする。
② 伸ばしたいほうの足の踵を床につけ、前足部(足の指あたり)をつかんで手前に引っ張ります。
また、アキレス腱が固くなることで足底腱膜も引っ張られることになって緊張を強める原因となるので、アキレス腱のストレッチも有効です。
2.緊張が低下して痛むとき
踵にかかる荷重を分散させるためには、足底腱膜に適度な緊張が必要となります。短趾屈筋という足の指を曲げる運動をする筋肉をトレーニングすること足底腱膜の緊張を高めることができます。具体的なトレーニング法としてはタオルギャザー運動が有名です。やり方はいたってシンプルです。床に敷いたタオルを足の指の力だけで手繰り寄せるといいうトレーニングです。このトレーニングは足底腱膜炎だけでなく、外反母趾などの足のアーチ構造が崩れることによっておこる症状にも有効です。
3.踵下脂肪体が固くなったり薄くなっていることが考えられる場合
踵をカバーするようなクッション性の高いソールを利用して、地面からの衝撃を和らげます。
踵の痛みと言っても原因は様々ですごが、原因の多くは足底腱膜の過緊張、もしくは緊張の低下による荷重応力が集中してしまう2つに大別されます。自身の症状と原因にあった対処法でケアしてみて下さい。
因みに・・・
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それでは今日はこの辺で♪