こんにちは!リラクゼーション整体宮の宮下です。
皆さんは慢性的な腰痛で悩まされていませんか?
普段重たいものを運ぶようなお仕事をされている方は、腰に多くの負担がかかり、腰痛のリスクが高まることは容易に想像できると思います。一方で、事務仕事なんかで普段身体をあまり動かさないなんて方の中にも慢性の腰痛で悩んでいる方が多く見受けられます。普段重労働で腰を使う方に比べ腰への負担は軽いように思われますが、実は同じ姿勢を維持し続けると筋肉はずっと緊張を強いられます。知らず知らずのうちに筋肉が硬くなり、柔軟性が失われてしまうのです。柔軟性を失った筋肉は100%のフォーマンスが発揮できなくなってしまいます。経験上腰痛を抱えている方の多くは、使い過ぎによる疲労や運動不足によって身体が硬くなっています!一日のうちで一番時間を費やすであろう仕事で、同じような負担を繰り返し硬くなった腰周りの筋肉が身体を支えきれずに悲鳴を上げているといったところでしょうか…
硬くなることで腰の安定性を低下させてしまう部位があります。それは太ももです。特にハムストリングスと言われる後ろについている太ももの筋肉が硬くなる事で、骨盤が後ろに引っ張られ傾きやすくなります(骨盤後傾)。骨盤が後傾することで腰の安定が失われてしまいます。それを補うように腰の筋肉がより一層緊張を強いられるようになり、結果的に腰痛が発生したり悪化しやすくなります。骨盤の正しい位置をキープし、腰を安定させるためにはハムストリングスの柔軟性が不可欠です。
腰痛の原因のすべてがハムストリングスの硬さにあるわけではありませんが、腰痛で悩んでいる方の多くはハムストリングスが硬くなっていることが多い事も事実です。もしこのブログを読んでいただいているあなたが腰痛に悩んでいて、太もももかたくなっているのであれば、太ももの裏側(ハムストリングス)の柔軟性を高める努力をして下さい。次回はその方法として、どこでも場所を選ばすできる腰痛予防の簡単ストレッチについてお話ししたいと思います。
腰痛予防~ストレッチの重要性②~