こんにちは。
リラクゼーション整体宮の宮下です。
いきなりですが、皆さんのリンパはちゃんと流れていますか？
ご来店いただくお客様の中には、うまくリンパが流れていないなと思われる方が散見されます。膝の裏からふくらはぎにかけてむくみや冷えの自覚症状をお持ちの方も多くおられます。今日はそんなリンパについてのお話です。
そもそもリンパって何？
リンパの流れが悪いと老廃物が溜まって身体の不調を引き起こす。というのは、多くの方がご存じかと思います。血液循環で処理しきれない老廃物などがリンパ液とともに身体を循環します。リンパ液が流れる管をリンパ管とよびます。リンパ管は身体の抹消からものすごく細い毛細リンパ管として始まり、集まって集合リンパ管、主幹リンパ管と徐々に太くなっていきます。胸管と右リンパ本館の2本に集まり、最後は静脈に流れ込みます。老廃物はリンパの流れとともに運ばれますが、ストレートに静脈に流れ込むわけではありません。リンパ管が収束される途中でリンパ節というところを通ります。リンパ節はリンパ管が束になる途中途中に存在します。リンパ節にはたくさんの免疫細胞があつまっていて、細菌や有害物質などが静脈に入り込まないように備えています。たとえるならリンパ液は下水、リンパ管は下水管、リンパ節は下水処理場といえます。
リンパ管には血管でいう心臓のポンプのような装置はありません。血液は心臓のポンプ作用によって運ばれますが、リンパはそうはいきません。リンパ液がしっかりと流れていくには心臓の代わりになるものが必要となります。それは筋肉です。よくふくらはぎは第二の心臓に例えられたりしますが、血流だけでなく、リンパがスムーズに流れるにはこの筋肉の働きがとても大切です。さらにふくらはぎのすぐ上、膝の裏には例の下水処理場、リンパ節が存在します。膝のリンパ節を通過するとその先では、股関節、おへそのあたり、上に登って左鎖骨とまるで関所のように配置されています。各リンパ節でリンパ液が浄化されながら、最終的にはきれいな状態で静脈に流れ込んでいきます。
この下水処理場であるリンパ節ですが、働きが悪くなると一気にリンパの流れが悪くなります。マッサージをしていて足のむくみが出ている方の膝の裏を触ると、膝窩筋という膝の裏の筋肉が硬くなっていることが多いです。リンパ節周囲の筋肉が硬いと、リンパの流れが悪くなり老輩物質や疲労物質が滞りやすくなります。結果的にリンパ節そのものの働きも低下します。
姿勢の悪さがリンパの働きを悪くする！？
膝の裏の筋肉が硬くなる原因はいろいろですが、原因の一つとして姿勢の悪さが挙げられます。身体を支える重心の乱れは、必要以上に脚の筋肉に緊張を強います。すると膝関節や股関節といった関節やその周囲の筋肉に負荷が掛かり、結果的に筋肉が硬くなります。連動してリンパの働きが悪くなると筋肉に疲労物質や老輩物質が停滞して、ますます柔軟性を失って流れが滞りやすくなります。
適度に運動をしているのに足がむくんだり冷えたりしていませんか？ひょっとすると姿勢の悪さが関節周りの筋肉への負担を増加させていることが原因でリンパの働きを悪くしているかもしれません。関節や筋肉に過度な負担がかからないきれいな姿勢を身に着けて、健康的な身体を身に着けましょう！とはいっても、本気の姿勢改善には時間がかかります。そこで、今ある辛さを少しでも解消する対処療法としてのセルフケアをお伝えします。
シャワーを使ったマッサージでリンパを流す
マッサージを自分の手を使ってするのってとっても大変ですよね。ふくらはぎや膝の裏は特に手を回しにくくてやりづらい！そこでお勧めしたいのが、入浴時にシャワーを使ってリンパ節を刺激するシャワーマッサージです。やり方はとても簡単です。お風呂で温まった身体へ、強めのシャワーをあてるだけ！手先や足先の心臓に遠い方から近づけるようにゆっくりとあてます。さらに、リンパ節のある膝の裏、股関節（鼠径部）、おへその周り、鎖骨の下、脇の下などは時間をかけて念入りにあててあげることでリンパが刺激され、働きが良くなります。リンパ管はとても薄いので、強い力で揉むと痛めることがありますが、シャワーであればリンパ管を傷める心配もなく、なお且つ、しっかりとリンパを刺激することができます。是非お試しください。
シャワーを使ったマッサージは一時的に身体を楽にしてくれる効果が期待できますが、やはり根本的に改善したいですよね。リラクゼーション整体宮では、そんなあなたをしっかりサポート致します。いつでも気軽にご相談ください。
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