先日、買い物に寄ったスーパーで栄養ドリンクが売られていました。たくさんの種類が陳列されていましたが、その中に睡眠前に飲んで、夜寝てる間に疲労回復効果を狙うものがありました。
何が入ってんねんやろ?
いつもそうなんですが、なるべく原材料表記には目をやって何でできてるか確認します。そこで目に入ったのが「グリシン」でした。最近の新聞折込チラシにも
睡眠のサプリメントが掲載されていました。眠りのサポートをしてくれ、深い眠りであるノンレム睡眠の量を増やしてくれる効果が期待できるというものです。その有効成分も「グリシン」手軽に摂れるサプリメントでぐっすり眠れたら最高ですよね。でも「グリシン」ってなんぞや?ってことで調べてみました。
グリシンはアミノ酸
グリシンと言うのはアミノ酸の一種です。体内でも合成されるアミノ酸で、筋肉になるために必要な別のアミノ酸の材料になったりします。そんなグリシンですが、グリシン自体には血管を拡張する働きが認められています。
人の身体は深部の体温が下がることで睡眠に入りやすい状態を作ります。身体が眠る準備を始める時に深部体温を下げる為、外気の影響を受けやすい手足に血流を促します。熱放散によって冷やされてた血液が深部に戻り体温を下げることで眠りが誘発されます。
ですから、グリシンの血管拡張作用で熱放散が促進される結果、体温が下がりやすくなり、眠りやすくなると言うわけです。
グリシンは添加物として利用される
グリシンは添加物としてコンビニのおにぎりや弁当なんかにもよく見られます。ほのかな甘味と静菌作用があり、加工食品には調味料であったり、保存料として添加される事が多いようです。添加物と聞くと安全性についてはどうなのかと言う心配が出てきますが、人が10年20年と長期間継続摂取した結果どうなるかと言う事はデータがないのでわかりません。しかしながら、添加物として使用する場合、厚生労働省の認可が下りているわけで、安全性の試験はクリアしています。もともとアミノ酸の一種であり、体内合成できるアミノ酸ですので、過度に心配を募らせる事はないと思われます。どんな栄養素であっても過剰摂取に関しては、人体の影響がないとは言い切れませんので、常識的な範囲で過剰摂取にならないような配慮は必要かと思います。
グリシンを多く含む食材
できれば自然食品からグリシンを摂取したい。そんな方は、エビやイカ、貝などの魚介類、牛肉・鶏肉・豚肉などの動物性たんぱく質に多く含まれています。 また、グリシンはアミノ酸の一種であるセリンから体内合成されます。セリンは大豆や豆腐や魚介類などに多く含まれています。自然食品からグリシンを摂取したい方は、積極的に上記のような食材を取り入れてみて下さい。
「グリシン」を効率よく摂取したいならサプリメントを利用するのも良い方法と言えます。私はできるだけ自然食品からの摂取を心がけたいと思います。鶏肉や豚肉などからは、トリプトファンなどのアミノ酸が豊富に摂取できます。サプリメントはあくまで補助的に上手に利用できたらと思います。
因みに・・・
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それでは今日はこの辺で。