皆さんは、肩こりや腰痛の痛みがどうして起こるかご存じでしょうか?ズキズキしたり鈍く重だるい痛みだったり、その痛みの感じ方は人によって感じ方は様々です。因みに男性では腰痛が、女性では肩こりが多いのも特徴です。今日はそんな誰もが抱える国民病と言っても過言ではない肩こりと腰痛の痛みに関するお話です。
痛みはなぜ起こる?
長時間同じ体勢で過ごしていると、その状態を維持しようと常に筋肉が緊張し続けることになります。緊張し続けた筋肉は、県感が収縮し血行が悪くなります。すると筋肉に十分な酸素が供給されなくなります。その逆に激しい運動をした時も、血液供給が間に合わず酸欠状態になります。痛みの原因その1は『酸欠』です。三則不足に陥った筋肉には乳酸な度に代表される痛みの原因となる物質が蓄積されます。この物質が肩や腰の痛みの現認となります。
① 筋肉を動かす(緊張状態が続くときも実質筋肉が働いている)
② 糖がグルコースに分解される
③ グルコースがピルビン酸に分解される
④ 酸素不足 → ピルビン酸が乳酸に変化!
=肩こり・腰痛の痛みとなる
酸素有り → ピルビン酸が化学反応を起こしエネルギーが生まれる
=代謝活動がおこなわれる!
それだけではありません。酸素不足はストレスによっても引き起こされます。私たちの身体は、アクセルの役割を果たす交感神経とブレーキの役割を果たす副交感神経からなる自律神経によって制御されています。過度のストレスによって活発になった交感神経は血管の収縮を促し、血流が悪くなることで酸素不足を引き起こします。
痛みを引きを超す物質の働き
痛みの原因物質が発生すると、末梢神経にある痛みの受容器タンパクとむずびつきます。そのことで刺激を受けた神経は、神経線維を通じて脊髄、視床、大脳皮質へと伝わり「痛み」として認識します。さらに、大脳辺縁系を介して苦痛都なります。
① 乳酸が末梢神経の受容器と結びつく
② 末梢神経 → 脊髄後角 → 視床 → 大脳皮質 を中継
③ 3つの神経を介しながら痛みを感じ、反射的に筋肉を収縮させる
④ 痛みが慢性化し、交感神経が優位に働くことでさらに血管を収縮
⑤ さらに酸欠状態が悪化し・・・負のループ
運動不足や事務作業、悪い姿勢が続くと肩が凝ったり、腰を痛めたりします。その痛みの原因はずばり酸素不足です!逆に言えば、酸素不足を引き起こす行動が肩こりや腰痛の『痛み』を生み出しているといっても過言ではありません。ということは、酸素をしっかりと身体に巡らせることができれば、痛みから解放されるということになります。慢性的な肩こりや腰の痛みを改善する一番の方法は、やはり良い姿勢を保つこととしっかり運動すること。身体の柔軟性を高め、血行を促進させることが重要です。事務仕事やパソコン作業、長時間のスマホなどは、知らず知らずのうちに長時間同じ体勢を維持することになり、肩こりや腰痛の原因となります。できれば30分に一度は簡単な背伸びでもよいので、動かしてあげることで、筋肉の緊張を解き酸欠不足を予防してあげるのが良いでしょう。
慢性的に悪い姿勢が身についてしまった方は、まず姿勢を維持するインナーの筋肉の柔軟性を取り戻すことが、良姿勢への近道となります。 香芝市近郊、広陵町、大和高田、上牧町、王寺町、だけでなく、葛城市や橿原市、生駒市、奈良市や大阪からもご来店いただいている奈良県香芝市のリラクゼーション整体 宮(みや)では、延べ45,000人以上が受けた整体、マッサージで疲労や身体の不調をケアします。多くの患者様を診た経験で培った一人ひとりに合わせたオーダーメイド施術を行います。手技マッサージを中心とした即効性の高い整体を体感してください。姿勢整体と熟練のマッサージで猫背や骨盤のゆがみ、姿勢のゆがみをケアして肩こりや腰痛とおさらばしませんか?
それでは今日はこの辺で♪