こんにちは!リラクゼーション整体宮の宮下です。
前回は腰痛を引き起こすストレスについてお話しました。腰にかかる伸長ストレス、圧縮ストレス、剪断ストレスがそれぞれ腰のどこを痛めているか考える判断材料になるということでした。今日はもう少し具体的に掘り下げてお話します。
おじぎ(前屈)して腰が痛むとき
早速ですが、まっすぐ立った姿勢からおじぎ(前屈)をしてみてください。どおうでしょう?腰にいたみはありますか?おじぎで腰の痛みを判定するときに注意して頂きたいのが、“ひざ”です。まっすぐ伸ばした状態で腕を伸ばして手の先で床を触れに行くように前屈します。前屈して腰が痛むときは、筋肉や筋膜を痛めている可能性が高いと考えられます。これは以前お話した伸長ストレスを腰に掛けることで痛みが出るか確認しています。おじぎをする動作は、腰にある様々な筋肉が伸ばされながらバランスを取りつつ、身体を支えているため筋肉の緊張と伸長がという反する動きが供用されます。この時痛みが発生する原因には次の4つの事が考えられます。
① 背筋の筋力低下
身体を支えて生活するには、上体を背筋周りの筋肉が支えなくてはなりません。背筋の筋力が低下すると身体を支えるために常に緊張を強いられることになるため、柔軟性が低下します。結果的におじぎなどの姿勢をとることで伸長ストレスがかかり、痛みが発生します。
② 体幹の筋力低下
体幹を支えるための筋肉に腹横筋と内腹斜筋という屈筋群が存在します。ちょうど背中から肋骨周りを覆うようについて、腹直筋(いわゆる腹筋)につながっています。身体を支える時に、まるでコルセットのような働きをしてくれる体幹屈筋群。背中の筋肉と協力して腰の安定性を高めてくれています。ところがこの体幹筋群が筋力低下を起こすと、協力者を失った背中の筋肉は体幹屈筋群の分まで仕事をしなくてはなりません。結果的に腰の安定性を失い、背中の筋肉に過度な負担が掛かり、前屈などの伸長ストレスで痛みが発生するようになります。
③ 腸腰筋がかたい
腸腰筋とは背骨の腰のあたりから骨盤内を通って股関節に着くインナーマッスルです。骨盤を安定させてくれるのですが、この腸腰筋が短縮することで骨盤が前に傾きます(骨盤前傾)。結果的に腰が反り腰となることで、背中の筋肉群が短縮することになり柔軟性が低下します。その結果、おじぎでかかる伸長ストレスで痛みを発するようになります。
④ おしりの筋力低下
腰には、広背筋など腰を起点に上方に伸びる筋肉と、大殿筋というお尻に着く筋肉のように下方伸びる筋肉が存在し、帆船が帆を張るようにバランスを取っています。お尻の筋力が低下することでそのバランスが崩れ、腰の安定感が失われます。結果的に腰から背中にかけて筋肉か緊張をしいられ、前屈することで過度に伸長ストレスが加わると痛みが増します。
腰には様々な筋肉がついていますが、そのバランスが重要です。筋力に差が生まれることでバランスが崩れ、姿勢をゆがめるだけでなく、腰痛などの身体の不調を引き起こす原因となります。まずはどの筋肉が弱っているのかを見つけることが大切です。その上で、弱っている筋力を強化することが、腰痛を改善する近道と言えます。次回は、背筋と体幹の筋肉の筋力低下を確認する方法をお話したいと思います。
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それでは今日はこの辺で♪