朝起きるとちゃんと寝た気がしない。眠りにつきにくい。眠っている途中で目が覚める。早朝に目が覚める。心当たりないですか？「食事」「運動」「入浴」この三つを意識して過ごしても全然睡眠の質が改善されない。3ヶ月以上眠れない、状態が続いて眠れない事がストレスに感じている方は「不眠症」になっているかもしれません。自分が「不眠症」！？疲れがたまっているだけ。そうと思いつつ、病院に掛かってみたら実はしっかり「不眠症」だった。なんて事があるかもしれません。5人に１人は睡眠に関する悩みを抱えている、そんな時代です。と言うわけで、今日は「不眠症」についてのお話です。
そもそも不眠症ってどんな状態
５人に１人は睡眠に関する悩みを抱えているそうです。不眠の原因は実に様々です。
まず原因として上げられるのが、ストレス。日頃のストレスが原因で眠れない経験は、誰しもお持ちではないでしょうか。不眠の原因はストレス以外にも考えられます。うつ病や神経症などの心の病気。痛みなどの身体の不調、胃腸や呼吸器などの身体の病気。体内時計の障害。実に原因は多岐に渡ります。
日常生活で眠れない原因が明らかに肉体的・精神的な苦痛をもたらしている場合は、「不眠症」であると言えます。この肉体的・精神的な苦痛は主観的なものが多く、客観的には十分睡眠が取れているように思えても、本人が眠れず苦痛と感じていれば「不眠症」ということになります。またその逆に、睡眠時間が短くても本人に自覚がなければ、不眠ではありますが、「不眠症」とは言えません。
ストレスなどで一時的に眠れなくなると言う事は、誰しもあると思います。しかしながら、それら全てが「不眠症」と診断されるわけではありません。
不眠症の4つの症状
「不眠症」は眠りたくても眠れない、眠る事が困難と感じる疾患です。夜眠れないと言う症状には概ね次の4つが上げられます。
入眠障害: 寝るまでに1時間以上かかる
中途覚醒: 一晩に2回以上覚醒して、その後なかなか寝付けない。
早期覚醒: 朝の寝覚めが普段より2時間早く、目覚めた後眠れない。
熟眠障害: ぐっすり眠ったと言う感覚がなく、寝足りなさが残る。
上記の症状が週3回、3ヶ月以上続くと「不眠症」とされます。因みに、眠りたくても眠れないのが「不眠症」ですが、日中に過度な眠気を感じたり、頻繁に居眠りをしてしまうなど、日中に仕事などの作業に支障をきたすような眠気を感じる疾患を「過眠症」と言います。眠気とともに全身倦怠を感じたり、集中力が落ちたりします。
普段から疲れが取れなくて辛いと感じてるあなた！ちゃんと眠れていますか？熟睡してますか？いつまでたっても改善されず不眠が重なって苦痛に感じる。そんな症状が3ヶ月も続けば、十分に「不眠症」の疑いがあります。熟睡で疲労回復をしようと色々試みた結果どうにも改善されない時は、一度病院での検査を視野に入れるべきかと思います。睡眠障害が疲労の原因になっているかもしれません。
因みに・・・
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それでは今日はこの辺で。
